*部品構造 -大部品: 散歩人 RD:8 評価値:5 --部品: 散歩が習慣になるに理由 --部品: 散歩人とはなんだ --部品: 散歩人の観察力 --部品: 散歩で得られた体力 --部品: 散歩において準備した方がいい物とは --部品: グルメに目覚める日もあるさ --部品: 人との縁だって増えたりするさ --部品: 歩いていけるならどこにでも行けるさ *部品定義 **部品: 散歩が習慣になるに理由 小さな頃。 家の階段はとても高くて。 あるいは公園の遊具はとても大きくて。 うんしょと手足を伸ばさないと超えられない物ばかりだった。 手足が伸びれば、それはとても小さい物だったんだと無自覚に思うようになってしまう。 でもそれは嘘だったわけじゃない。 僕は/私は覚えてる。ただ進むこと、ただ歩くことは、それだけで冒険だったんだって。 そんな小さな思い出は、大人になっても良い気晴らしになるのだった。 **部品: 散歩人とはなんだ 雨の日とくれば散歩して、晴れの日とくれば散歩して、海の中の都市船といえば散歩して、新しい施設が出来たといわれればとりあえず赴き、ひたすらに気が向くままに歩いて見て回ってくる人。 **部品: 散歩人の観察力 見ているだけでなく観察はしているかね、と探偵とかにはいわれそうだが、基本散歩人がそんな注意深く観察しているわけがない。 わけがないがしかし、散歩が趣味になってしまうような人は繰り返し同じ道を歩いたりもするし、いろんなところに足を伸ばしたりもするもの。その繰り返し、経験が、やがて観察力として昇華される。 具体的には「新しい店ができたな」とか「あんまり見かけない人がいるな」とか。 **部品: 散歩で得られた体力 瞬発力などない。だが延々と歩き続けた末に長距離移動には慣れてきた。適度な休みとご飯さえあればどこまでも歩いていけるぞという気分。 調子に乗るとたまにトイレに困る。 **部品: 散歩において準備した方がいい物とは 街中であればお金さえ在れば大抵のものは手に入るので財布。そうでなければ水分補給のための飲料。そして何より良い靴は必要。 **部品: グルメに目覚める日もあるさ 散歩。それは新しい食との出会い。大体B級グルメだがそれが良い。そのとき、その場所、その空腹感にあった店を見つければ、いずれ人を誘うときにも便利だろう。 こだわる人はお気に入りの店舗マップだって作っているとか。 **部品: 人との縁だって増えたりするさ 道に迷い、人に尋ねたり、新しい店に入ったり、観光地でいろいろ話を聞いたりで、散歩先で縁が増えることもある。 しかしどちらかといえばこの間の散歩で「こんなことがあったよ」という話をしたり「こんな店があるんだけど」と話したりすると、職場とか学校とかでの縁が広がったりする。 **部品: 歩いていけるならどこにでも行けるさ 基本的に、楽天的。だって散歩は難しくない。なんとなくふらりと気に入ったところを、気になったところを歩いて、最後には帰るだけ。 考え事をしながらでもいいし、風景を楽しんでもいいし、何かおいしいそうな.料理を探してもいいし、工芸品を探してもいい。 何も起こらないかもしれないし、何も見つからないかもしれないけれど、それだって別に問題は無い。 だって歩いていればいずればどこからたどり着く。 それはなんて、夢のような事実だろう。 些細で、小さな事実が、ちょっとだけ人を楽天的にもするのだった。それはいろんな気分に振り回される生き物にとって、ちょっとした支えになるだろう。 *提出書式 大部品: 散歩人 RD:8 評価値:5 -部品: 散歩が習慣になるに理由 -部品: 散歩人とはなんだ -部品: 散歩人の観察力 -部品: 散歩で得られた体力 -部品: 散歩において準備した方がいい物とは -部品: グルメに目覚める日もあるさ -部品: 人との縁だって増えたりするさ -部品: 歩いていけるならどこにでも行けるさ 部品: 散歩が習慣になるに理由 小さな頃。 家の階段はとても高くて。 あるいは公園の遊具はとても大きくて。 うんしょと手足を伸ばさないと超えられない物ばかりだった。 手足が伸びれば、それはとても小さい物だったんだと無自覚に思うようになってしまう。 でもそれは嘘だったわけじゃない。 僕は/私は覚えてる。ただ進むこと、ただ歩くことは、それだけで冒険だったんだって。 そんな小さな思い出は、大人になっても良い気晴らしになるのだった。 部品: 散歩人とはなんだ 雨の日とくれば散歩して、晴れの日とくれば散歩して、海の中の都市船といえば散歩して、新しい施設が出来たといわれればとりあえず赴き、ひたすらに気が向くままに歩いて見て回ってくる人。 部品: 散歩人の観察力 見ているだけでなく観察はしているかね、と探偵とかにはいわれそうだが、基本散歩人がそんな注意深く観察しているわけがない。 わけがないがしかし、散歩が趣味になってしまうような人は繰り返し同じ道を歩いたりもするし、いろんなところに足を伸ばしたりもするもの。その繰り返し、経験が、やがて観察力として昇華される。 具体的には「新しい店ができたな」とか「あんまり見かけない人がいるな」とか。 部品: 散歩で得られた体力 瞬発力などない。だが延々と歩き続けた末に長距離移動には慣れてきた。適度な休みとご飯さえあればどこまでも歩いていけるぞという気分。 調子に乗るとたまにトイレに困る。 部品: 散歩において準備した方がいい物とは 街中であればお金さえ在れば大抵のものは手に入るので財布。そうでなければ水分補給のための飲料。そして何より良い靴は必要。 部品: グルメに目覚める日もあるさ 散歩。それは新しい食との出会い。大体B級グルメだがそれが良い。そのとき、その場所、その空腹感にあった店を見つければ、いずれ人を誘うときにも便利だろう。 こだわる人はお気に入りの店舗マップだって作っているとか。 部品: 人との縁だって増えたりするさ 道に迷い、人に尋ねたり、新しい店に入ったり、観光地でいろいろ話を聞いたりで、散歩先で縁が増えることもある。 しかしどちらかといえばこの間の散歩で「こんなことがあったよ」という話をしたり「こんな店があるんだけど」と話したりすると、職場とか学校とかでの縁が広がったりする。 部品: 歩いていけるならどこにでも行けるさ 基本的に、楽天的。だって散歩は難しくない。なんとなくふらりと気に入ったところを、気になったところを歩いて、最後には帰るだけ。 考え事をしながらでもいいし、風景を楽しんでもいいし、何かおいしいそうな.料理を探してもいいし、工芸品を探してもいい。 何も起こらないかもしれないし、何も見つからないかもしれないけれど、それだって別に問題は無い。 だって歩いていればいずればどこからたどり着く。 それはなんて、夢のような事実だろう。 些細で、小さな事実が、ちょっとだけ人を楽天的にもするのだった。それはいろんな気分に振り回される生き物にとって、ちょっとした支えになるだろう。 *インポート用定義データ [ { "title": "散歩人", "part_type": "group", "children": [ { "title": "散歩が習慣になるに理由", "description": "小さな頃。\n家の階段はとても高くて。\nあるいは公園の遊具はとても大きくて。\nうんしょと手足を伸ばさないと超えられない物ばかりだった。\n\n手足が伸びれば、それはとても小さい物だったんだと無自覚に思うようになってしまう。\nでもそれは嘘だったわけじゃない。\n\n僕は/私は覚えてる。ただ進むこと、ただ歩くことは、それだけで冒険だったんだって。\nそんな小さな思い出は、大人になっても良い気晴らしになるのだった。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "散歩人とはなんだ", "description": "雨の日とくれば散歩して、晴れの日とくれば散歩して、海の中の都市船といえば散歩して、新しい施設が出来たといわれればとりあえず赴き、ひたすらに気が向くままに歩いて見て回ってくる人。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "散歩人の観察力", "description": "見ているだけでなく観察はしているかね、と探偵とかにはいわれそうだが、基本散歩人がそんな注意深く観察しているわけがない。\nわけがないがしかし、散歩が趣味になってしまうような人は繰り返し同じ道を歩いたりもするし、いろんなところに足を伸ばしたりもするもの。その繰り返し、経験が、やがて観察力として昇華される。\n具体的には「新しい店ができたな」とか「あんまり見かけない人がいるな」とか。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "散歩で得られた体力", "description": "瞬発力などない。だが延々と歩き続けた末に長距離移動には慣れてきた。適度な休みとご飯さえあればどこまでも歩いていけるぞという気分。\n調子に乗るとたまにトイレに困る。", "part_type": "part" }, { "title": "散歩において準備した方がいい物とは", "description": "街中であればお金さえ在れば大抵のものは手に入るので財布。そうでなければ水分補給のための飲料。そして何より良い靴は必要。", "part_type": "part" }, { "title": "グルメに目覚める日もあるさ", "description": "散歩。それは新しい食との出会い。大体B級グルメだがそれが良い。そのとき、その場所、その空腹感にあった店を見つければ、いずれ人を誘うときにも便利だろう。\nこだわる人はお気に入りの店舗マップだって作っているとか。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "人との縁だって増えたりするさ", "description": "道に迷い、人に尋ねたり、新しい店に入ったり、観光地でいろいろ話を聞いたりで、散歩先で縁が増えることもある。\nしかしどちらかといえばこの間の散歩で「こんなことがあったよ」という話をしたり「こんな店があるんだけど」と話したりすると、職場とか学校とかでの縁が広がったりする。\n", "part_type": "part" }, { "title": "歩いていけるならどこにでも行けるさ", "description": "基本的に、楽天的。だって散歩は難しくない。なんとなくふらりと気に入ったところを、気になったところを歩いて、最後には帰るだけ。\n考え事をしながらでもいいし、風景を楽しんでもいいし、何かおいしいそうな\u0005料理を探してもいいし、工芸品を探してもいい。\n何も起こらないかもしれないし、何も見つからないかもしれないけれど、それだって別に問題は無い。\nだって歩いていればいずればどこからたどり着く。\nそれはなんて、夢のような事実だろう。\n些細で、小さな事実が、ちょっとだけ人を楽天的にもするのだった。それはいろんな気分に振り回される生き物にとって、ちょっとした支えになるだろう。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ] |
各種作業場 >