にゃんこ吏族育成組織紅葉国部

製作者

日向美弥@紅葉国

提出書式

大部品: にゃんこ吏族育成組織紅葉国部 RD:40 評価値:9

-大部品: にゃんこ吏族育成組織紅葉国部ができるまで RD:5 評価値:3

--部品: 紅葉国における吏族不足

--部品: 猫士たちの疲労

--部品: 吏族育成の必要性

--部品: 経験者に助力を求める

--部品: 経験者達に働く場所ができる

-大部品: 吏族経験者からの教え RD:21 評価値:7

--大部品: 吏族経験者に教わるメリット RD:2 評価値:1

---部品: 吏族作業に根本的な変化はない

---部品: 作業のポイントを肌身で知っている

--大部品: 作業見積もりの理解 RD:5 評価値:3

---部品: 全体の量を把握する

---部品: 作業内容を小分けにしてみる

---部品: 作業の所要時間を測定する

---部品: 各作業の難易度ばらつきを考慮する

---部品: ミスしやすい箇所を事前に洗い出す

--大部品: 作業中に気をつけたいこと RD:5 評価値:3

---部品: 作業開始時に自分にやれる作業の質、量なのか考える

---部品: 指示についての疑問点はすぐに質問する

---部品: 集中できるよう、時間や作業量を決めて行う

---部品: 極力一人で作業を行わないようにする

---部品: 作業ができなくなった時点で申告する

--大部品: 吏族の仲間を知り、己を知る RD:4 評価値:3

---部品: クロスチェックの重要性を理解する

---部品: ミスの癖を教え合う

---部品: 作業速度の違いを理解する

---部品: チェック者は敵ではない

--大部品: 時にはゆっくりと休憩を RD:5 評価値:3

---部品: 休憩の大切さを知る

---部品: 休憩開始直前に報告

---部品: 休憩中は作業の話題厳禁

---部品: 飲食によるリラックス効果

---部品: 実践で理解する休憩の有効性

-大部品: 今後の展開 RD:2 評価値:1

--部品: 必要なのは吏族だけか

--部品: 対応を要する職業を増やす際の手続き

-大部品: 吏族 RD:12 評価値:6

--部品: 尚書省への出仕

--部品: 工部事務

--部品: 紋章事務

--部品: 財務事務

--部品: 運輸事務

--部品: 出仕者の作業

--部品: 吏族試験

--部品: 藩国における役割

--部品: 起家・栄達

--部品: 功労に対する対価

--部品: 不正に対する罰則について

--部品: 報告と連絡と相談

部品: 紅葉国における吏族不足

どんな職業であれ、仕事がなければ自然とその数は減っていく。紅葉国の吏族も、昔のように定期的に集まって作業をすることがなくなり引退していた。

部品: 猫士たちの疲労

吏族がいなくても、藩国での事務作業がなくなったわけではない。人口が増えるとその分の事務作業が増えることになる。結果、その作業は猫士たちが受け持つこととなってしまっていた。昔の吏族のように数が多くない分、負担が大きくなり疲労とストレスが貯まる。二度と同じ間違いをしないよう気をつけなければならない。

部品: 吏族育成の必要性

一時的には、昔の吏族経験者や他国の元吏族に助けを求めることが可能である。しかし今後の人口増大や宇宙進出に向けて事務関連作業はさらなる増大が予想されるため、吏族育成が必要となっている。

部品: 経験者に助力を求める

幸いにして、昔吏族だった高齢者が紅葉国に残っていた。彼らの持つ知恵と経験を今後に伝えるため、紅葉国政府より協力をお願いすることとなったのである。若い世代に伝えることができれば、今度は彼らが働き、さらに次の世代へと繋げることができるのだ。

部品: 経験者達に働く場所ができる

年齢や身体的な都合で現在職に就いていない元吏族にとっても、自らの経験を活かして働く場所ができるというのは彼らにとって最大のメリットである。

部品: 吏族作業に根本的な変化はない

吏族がチェックする事項や使用するツール類は時期や作業内容によって変化がある。しかし吏族の作業を端的に言い表すと記載内容と数値のチェック、そしてチェックされる側としての内容記述が主な作業であり、経験者からの伝授は可能である。

部品: 作業のポイントを肌身で知っている

吏族作業について、説明を文書で読んでも実行するまで気づかない注意事項については経験者がよく知っている。効率よく作業を行い、ミスを軽減するためのポイントを教えてもらうことで、実際の作業に役立てられる。

部品: 全体の量を把握する

見積もりは、まず全体の作業量の把握を行い、そこから所要時間を算出していく。なんとなくや勘で決めるのは見積もりとは呼べない。

部品: 作業内容を小分けにしてみる

一度に作業すべての見積りをやるのは困難である。しかし作業を小さな単位にしていけば、それぞれの見積もりが現実的な範囲にしやすくなる。

部品: 作業の所要時間を測定する

特に未経験の作業については、一部をピックアップして実行してみるのが机上で悩むより見積もりの近道となる。

部品: 各作業の難易度ばらつきを考慮する

作業は一律の難易度であることの方が少ない。小分けにした全ての作業を同一に扱わず、難易度を考慮して振り分けるようにする。

部品: ミスしやすい箇所を事前に洗い出す

必須ではないが、見積もりの時点でミスしやすい箇所の洗い出しができると便利である。見積もり担当者は全体を見通す分、作業開始前からこういったポイントには気づきやすい。

部品: 作業開始時に自分にやれる作業の質、量なのか考える

受け取った作業について、手をつける前に自分でやれる内容なのか、量なのかを考える癖をつけたい。質または量に無理があるなら、振り分け担当者のミスかもしれない。見積もりを担当するようになった際にも役立つ習慣である。

部品: 指示についての疑問点はすぐに質問する

作業指示を受けた際または作業中に、疑問点が生じたら質問するようにする。思い違いがあれば即訂正が可能であるし、すっきりと作業に取り掛かれる。さらに以後の指示がより的確になるのを期待できる。

部品: 集中できるよう、時間や作業量を決めて行う

何時間もの集中を毎日続けて作業をやるのは不可能である。集中するためには、一時間やって休憩する、案件のきりのいいところまでやったら今日は終わる、などといった区切りを予め決めておくのが大事である。

部品: 極力一人で作業を行わないようにする

作業を一人で行うと、疑問点が生じた際に何もできなくなる。また自分の作業速度や作業内容に問題ないか確認ができない。やむを得ない場合は、こういった際に作業ストップするか、それとも相談先があるのか、作業前に質問した上で行う。

部品: 作業ができなくなった時点で申告する

様々な事情で、自分の担当作業ができなくなる場合がある。その際は、できなくなった時点で即申告するよう心がける。できなくなる前に判明した場合は、もしかしたらのレベルでも報告しておけば実際そうなったときの処理が楽になる。

部品: クロスチェックの重要性を理解する

どんなに慣れた作業者でも、ミスはするものだ。そのため必ず作業にはクロスチェックの行程が入ることとなる。

部品: ミスの癖を教え合う

作業をやる際、自分が犯してしまうミスの癖を見えている人は意外に少ない。気づいたときに作業者同士で教え合うことにより、同じミスの繰り返しを減らすことができる。

部品: 作業速度の違いを理解する

同程度の作業を行っても、作業速度が速い人、遅い人はどうしてもいる。特にペア作業の場合、必要以上に相手の速度だけについて指摘を行わないようにする。ただし、極端に遅い場合は作業内容の把握ミスが考えられるので、その点について確認するとよい。

部品: チェック者は敵ではない

チェック者になった際、ミスが見つかったときはミスの指摘を行い、あれば改善方法のアドバイスをする。作業者本人を責めるチェック記述にならないよう気をつける。

部品: 休憩の大切さを知る

作業そのものと同じくらいに、作業の合間の休憩は大事なことである。作業に専念すると忘れがちなこのことも、経験者から伝える対象となっている。

部品: 休憩開始直前に報告

休憩する直前に、現状の報告を行うようにする。頭を休憩に切り替えるのに役立つ上に、問題や改善点がある場合、休憩からの復帰時がいいタイミングとなる。

部品: 休憩中は作業の話題厳禁

休憩中は、リラックスを心がけることが大事である。作業についての話題がでると、頭を休めることができず休憩の効果が弱まってしまう。

部品: 飲食によるリラックス効果

軽い飲食がリラックス効果をもたらすので、水分摂取を兼ねて休憩中は何か口にするとよい。ただし眠気にも繋がるため、休憩終了直前に肩こり防止も兼ねて軽い運動を挟むとなおよい。

部品: 実践で理解する休憩の有効性

いくら休憩の有効性を説明されても、作業が詰まっているときはなかなか休みにくいものである。休憩しない作業者には実際に一度休憩を挟ませ、効果を理解させるようにするのもひとつの方法である。

部品: 必要なのは吏族だけか

紅葉国で問題が表に出たのは吏族だが、今後も含めて吏族だけが不足の対象とは限らない。人員不足の部署や職業については、経験者が消える前にノウハウの継承が必要である。

部品: 対応を要する職業を増やす際の手続き

藩国として人員不足の解消対象とする職業については、国民や猫士からの意見を募ることとする。実際に人員を育成するかどうかの最終決定は、調査の上で藩王が行う。

部品: 尚書省への出仕

各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。

それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。

また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保障される。

部品: 工部事務

工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。

部品: 紋章事務

紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。

部品: 財務事務

財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。

部品: 運輸事務

兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。

部品: 出仕者の作業

出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。

これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。

部品: 吏族試験

吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。

部品: 藩国における役割

藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。

部品: 起家・栄達

これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。

また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。

部品: 功労に対する対価

尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。

藩国内での業務については藩国が労うこと。

部品: 不正に対する罰則について

また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。

藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。

部品: 報告と連絡と相談

基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。

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