共和国技術安全規定
【承認】
紅葉国藩王 紅葉ルウシィ
紅葉国摂政 神室想真
昨今の事件を鑑み、紅葉国では技術開発に関して以下のような安全規定を設ける事を決定しました。
人間、カマキリ、メタルボディ、ドラゴン、猫、犬、馬、鼠等、NWで市民権を得ているまたは将来市民権を得る全ての種族の生体、非生体問わないボディの全部または一部をハードウェア、ソフトウェアの全部、または一部として利用することを禁止する。
兵器、非兵器を問わず自己強化、自己学習機能を持ったシステムの研究・開発の原則禁止。
兵器、非兵器問わず自己増殖を行うシステムの研究・開発の原則禁止。
異なる技術基盤の上に構築された技術を融合したシステムの研究・開発の原則禁止。
上記に該当する物品、技術の個人輸入の禁止。
1は原状復帰可能なパイロット等の職業を禁止する物ではありません。
2,3,4の原則禁止には異議も有るかと思われますが自己学習、自己増殖の果てにNWを滅ぼしかけたマンイーター事件のように我々はそれらを制御する術もノウハウすらもありません。
当然、サイボーグ、ネットレース、メタルボディなどの種族に対する医療目的、人間種族にしても難病に対するウィルス治療等全く使わない訳にはいきませんし学ばなければ成長はありませんしいつまでたっても安全になりません。
そこで、これらの技術開発に加え、そもそも経済特区政策に反し、極めて事故を起こす可能性の高い4の研究を原則禁止とし、共和国全体(重要度としてはNW全てを包括する問題ではありますが)で共通の安全規定・管理規定の下、慎重に研究開発を進める必要性から原則禁止とし、共和国および政府の管理下のもと必要に応じて研究を進めていくものとします。