ムラマサ事件に関する概要と共和国全体方針の告知

先頃、キノウツン藩国からムラマサを中心とする暴動が共和国に広がり、大きな被害を出しました。

それらは、共和国全軍による(EV162)で戦闘としては終結し、また、暴動を起こしていたムラマサは捕縛されました。

戦場で身を危険にさらして戦った人々、それを補佐した人々に感謝すると共に、戦闘が終わった後のことを始めましょう。それは傷ついた人々と国々の復興です。

キノウツン藩国様からは以下のような声明が出されています。

・藩国声明:ムラマサ騒乱について

http://www39.atwiki.jp/nowinthenorth/pages/122.html

上記の声明からも読み取れるように具体的な不満、漠然とした不安は人々を追い詰め、容易に暴走させます。

これはキノウツン藩国のみに言える事ではなく私たちは皆、不安や不満を抱いたときに踏みとどまる事がいかに難しいかを表しています。

とはいえ、同じ共和国の民によって傷つけられた人々が彼らを許すのは容易なことではないでしょう。

紅葉国は幸いにして地理的な理由によりムラマサの侵入を受けることはありませんでした。

この事実は単に紅葉国が被害を免れた以上の価値を持たせることが出来ます。

憎悪を解消するのは容易ではありません。周囲に同じように傷ついた人が多くいればなおさらです。

紅葉国は、共和国で唯一の観光を主産業とする国であり共存の重要さを知っており、海に生きる我々は助け合わなければ生きていけない事も学んでいます。そして幸いなことに私たちはほとんど憎悪を抱かずに済んでいます。

そんな我々だからこそ、同じ共和国に生きる人々の間に立ち、復興の橋渡しとなることが出来ると確信しており、紅葉国政府も共和国に生きる仲間が癒され、許され、共に生きていけるための最大限の努力を行うことをここに明言します。