都市鉱山:基本機能
■作成者
神室@紅葉国
■注意事項
都市鉱山:基本機能だけになっています。
本格的な公害対策や就業規則、テロ対策は各自部品を付けて下さい。
■提出書式
大部品: 都市鉱山:基本機能 RD:39 評価値:9
-部品: 都市鉱山の成り立ち
-部品: 都市鉱山の構築利点
-部品: 資源の偏在と消費の偏在の一致
-部品: 都市鉱山の藩国からの要運営許可取得
-部品: 都市鉱山での居住禁止
-部品: 都市鉱山の警備対応
-部品: 都市鉱山のメンテナンス
-部品: 都市鉱山の災害対策
-部品: 都市鉱山の区画構成
-部品: 都市鉱山からの生成物
-大部品: 都市鉱山サイクル概念 RD:7 評価値:4
--部品: 産業製品の使用とEOL化:蓄積
--部品: 産業製品の回収と移動:鉱床化
--部品: 回収製品の解体:鉱石化
--部品: 粗スクラップの分離:精鉱
--部品: 鉱物資源としての再生:金属製錬
--部品: メタルの産業製品化:サイクル循環
--部品: 都市鉱山のサイクル循環の注意事項
-大部品: 金属リサイクル:基本機能 RD:10 評価値:5
--部品: 金属リサイクルの流れについて
--部品: 金属スクラップ回収方法
--大部品: 金属スクラップ加工処理 RD:5 評価値:3
---部品: 金属スクラッププレス加工
---部品: シャーリング加工
---部品: シュレッダー加工
---部品: ガス切断加工
---部品: ナゲット加工
--大部品: レアメタル回収処理 RD:2 評価値:1
---部品: 溶媒抽出法による回収
---部品: イオン液体電解法による回収
--部品: リサイクルされたインゴットの製品化
-大部品: 都市鉱山に用いられる設備装置 RD:12 評価値:6
--部品: 都市鉱山設備の運用時の注意事項と資格
--部品: 受け入れヤード
--部品: ギロチンシャー
--部品: マルチシュレッダー
--部品: 定量供給装置
--部品: プラスチック材質選別機
--部品: 材質密度選別機
--部品: 電磁式金属選別機
--部品: カラーラインカメラ式色彩選別機
--部品: バケットクレーンとマグネットクレーン
--部品: 乾式洗浄装置
--部品: 粉塵防止装置
部品: 都市鉱山の成り立ち
中物理域・高物理域の藩国で利用されている個人端末や家電、バイク、重機、I=Dや船舶等には
再利用可能な鉱物資源、貴金属やレアメタルが含まれている。
その廃棄物に含まれる金属を積極的に「採掘可能」な鉱山資源ととらえたものが都市鉱山と呼ばれる。
部品: 都市鉱山の構築利点
既に利用されている資源量が、自然における資源量をうわまわわる場合や
閉鎖環境にてリサイクルによる資源の再使用が必要な場合に有効とされる。
部品: 資源の偏在と消費の偏在の一致
鉱物を含んだ廃棄物が多く排出されるという事は消費が活発な地域であるという事である。
そのため、都市鉱山で採掘された資源をそのまま製品の生産などに用いて消費地域に送り出す事により
資金面でも環境面でも輸送コストや生産コストが削減できる。
部品: 都市鉱山の藩国からの要運営許可取得
都市鉱山は官営でも民営でも藩国からの許可が必要となる。宇宙コロニーや都市船に組み込まれる場合は官営となる。
許可を得るには運営業務規則、環境基準、警備基準等を満たす必要があり、基本機能のみでは許可はされない。
部品: 都市鉱山での居住禁止
基本的にゴミが堆積される場所であり、再利用の為に重機の行き来や処理のために危険な事が多い。
設置藩国は居住区画を別途用意し、都市鉱山には居住禁止と設定している。また、入場も管理されている。
部品: 都市鉱山の警備対応
区画に立ち入る場合には、必ず入場許可証と専用装備が必要になる。
警備詰所からの定期巡回、及び各藩国で設置された警備システムにより異常が発覚した場合には、即時各所に通知され対応が行われる。
部品: 都市鉱山のメンテナンス
都市鉱山のメンテナンスは定期的に行われる。整備員として訓練された人員が安全基準が確保された装備を身に着ける必要がある。
システムメンテナンスは元より、箱物施設としての点検も行い、行政及び第三者機関からのチェックも行われ、違反した場合には罰則が科せられる。
部品: 都市鉱山の災害対策
警備員の巡回や各藩国で設置された警備システムにより感知された異常があった場合には、
まず作業を止める事をマニュアルや訓練により徹底されている。
設置された隔壁、スプリンクラー等で一次的に凌ぎ、対策本部や会議により方針が決定される。
部品: 都市鉱山の区画構成
都市鉱山は複数の大区画で構成されており、2区画を予備区画(搬入処理用)、1区画をメンテナンス区画、残り区画を常時処理使用として、
処理を途切れさせずに順次入れ替えを行う。スタッフは交代制で勤務を行う。
部品: 都市鉱山からの生成物
都市鉱山で分類、抽出された資源は工場に送られ再利用される。
安全性と品質を確保された物は船舶や建造物に使用され、建築物基準に満たない物は無害化された後に形成され
漁礁や工芸品作成等の各藩国内施設に配置されることになる。
部品: 産業製品の使用とEOL化:蓄積
都市部で用いた鉱物を含んだ製品を利用していくと、必ず生産終了や販売終了、サポート終了、故障などのEOL化がもたらされる
これは天然鉱山におけるレアメタルや鉄鋼の元になる物質の蓄積として見なされる。
部品: 産業製品の回収と移動:鉱床化
EOL化した産業製品を回収製品として都市鉱山の対象区画に移動し、処理可能量を確保する。
これは天然鉱山における鉱床化として見なされ、都市鉱山の場合は人為的に位置を指定できる。
部品: 回収製品の解体:鉱石化
回収製品の中に含まれる資源を、取り出し可能な状態まで解体する。
これは天然鉱山における採掘による鉱石化として見なされる。
この時点では粗スクラップとも呼ばれる。
部品: 粗スクラップの分離:精鉱
粗スクラップの中に含まれる、再利用できない部分の抽出・分離を行い、不要物質の減量と除去を行う。
これは再生原材料として、天然鉱山における選鉱からの精鉱と見なされる。
部品: 鉱物資源としての再生:金属製錬
再生原材料をさらに分離を行い、各々の材質を使用出来るように固めて再生する。
天然鉱山における製錬からの金属素材化としてみなされ、都市鉱山で抽出製錬された利用可能物資をメタルと言う。
部品: メタルの産業製品化:サイクル循環
メタルとして生成した金属素材を再度産業製品として都市に提供し、EOL化するまで使用をしてもらう。
これにより、都市鉱山の資源処理可能量として再度産業製品が積み重なるため、サイクル化する。
部品: 都市鉱山のサイクル循環の注意事項
精鉱段階で使用可能資源自体は必ず目減りするため、都市鉱山資源だけで全資源を賄う事は絶対に出来ない。
他天然鉱山での採掘や他藩国からの輸入などで産業に必要な資源量を確保する必要がある。
部品: 金属リサイクルの流れについて
金属リサイクルの元となるスクラップの回収を行った後、加工工場により分類・破砕・圧縮により処理できるようにされ、製鉄所や処理工場で処理されて製品化される。
各藩国の物理域及びテックレベル、法律規制により選択される方式が異なる。
部品: 金属スクラップ回収方法
藩国によってコンベアで自動回収されたり、持ち込みがされたり、ボックスにより回収されたりと様々な方法があるが、
リサイクル対象となる粗スクラップをが処理工場に回収・集積される。工場発生スクラップや老廃スクラップ等の種類がある。
家電や車、廃棄コンテナ等の金属成分が多く含まれた物が好ましいとされる。
部品: 金属スクラッププレス加工
金属スクラップが薄い材料が出来ていて空間の多い物の場合、型に入れて圧縮し箱型に纏める事で行う加工方法が用いられる。
立方体になるため集約率が高い。
部品: シャーリング加工
パイプや建材などの厚みがあり長い鉄スクラップを、一定の長さに切断する加工方法。
圧縮切断機という機材を用いて、加工製品化する。
部品: シュレッダー加工
鉄以外の非鉄金属やプラスチックやゴムなどの非金属が多く含まれた物に対して行われる処理方法である。
シュレッダー装置の高速で回転する円筒型のドラムに取り付けられたハンマーで材料を細かく破砕して
鉄・非鉄金属・非金属に分別し、リサイクル製品化される。
部品: ガス切断加工
大きな材料で、大きさや厚さのためにプレス加工、シャーリング加工、シュレッダー加工が出来ない場合に行われる。
バーナー等の自由に金属切断できる道具を用いて、リサイクル処理が出来る大きさまで分解する。
部品: ナゲット加工
ナゲット処理とは、被覆電線・被覆銅線を粉砕機)にかけ米粒大に粉砕し、
定量供給装置から一次粉砕機→二次粉砕機にかけ磁選機・振動ふるい機から被覆(電線の被膜部分)と導体(電線の金属部分)を比重選別した後、
ナゲット処理された高純度の銅屑と被覆チップをサーマルリサイクル及びマテリアルリサイクルに分別・回収します。
部品: 溶媒抽出法による回収
溶媒抽出法は水相と有機相間の溶解度差を利用して溶質を分離する方法であり、
金属イオンと反応し有機相に分配しやすい化学種を形成する抽出剤を用いて
基板や破砕されたスクラップから有価金属を高効率に分離回収、精製、濃縮することが可能である。
部品: イオン液体電解法による回収
イオン液体は、陽イオンと陰イオンの組み合わせで構成される、室温で液体の塩の事を示し、
溶媒に不揮発性であるイオン液体を用いて電気分解による電解析出を行う事により、レアメタルの回収が可能である。
部品: リサイクルされたインゴットの製品化
加工されたスクラップは製鉄所に再度輸送され、電気炉や熱炉などで溶かされて再度新しいインゴットに製品化される。
再生された金属は船や建物の建材や、家電の材料に再利用される事になる。
部品: 都市鉱山設備の運用時の注意事項と資格
それぞれ巨大かつ重工業としての機材も存在し、事故が発生した場合は死傷者が出る事もある
運用にはマニュアルを参照し、安全に使う事。また、大型機械操縦の資格が必要となる。
部品: 受け入れヤード
回収された廃棄物は各専用ヤードに纏められつつ受け入れヤードに保管される。
受け入れヤードで異物混入が無いか分別と確認を行った後に、それぞれの処理工程に投入される。
部品: ギロチンシャー
おもに、鉄骨・鉄筋などの大型の鉄スクラップの圧縮・切断処理を行うための装置。
1度に大型トラック1台分の材料を投入でき、様々な形状を圧縮・切断し一定サイズの製品に加工することが出来る。
部品: マルチシュレッダー
小型の複合素材を破砕・選別し、各種金属を取り出す機械である。
ロータを高出力トルクで回転刃を回し、固定刃の上に流れてくる素材を粉砕して加工する。
部品: 定量供給装置
シュレッダー等で粉砕した後の粉々になったスクラップを流し込むことで、設定した量を時間単位で後工程に流すように調整する機会である。
効率よく分別できるように、選別機の処理能力に合わせて設定される。
部品: プラスチック材質選別機
プラスチックや化学化合物質系の設定材質を瞬時に検知・選別できる機械である。
近赤外線を照射する事で、材質により吸収される波長が異なる事を利用して選別を行う。
部品: 材質密度選別機
画像処理技術を利用し、特定の原子密度を測定することにより、材質選別を行う事が出来る機械である。
対象原料にX線を照射し、受信器に写った原料の影の濃さから材質判断を行い、
材質判断後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、資源を回収する。
部品: 電磁式金属選別機
電磁センサを使用した材質選別機であり、鉄・非鉄に関らず、金属全般を回収できる機械である。
コンベヤ中に埋め込まれた電磁センサ上を原料(金属)が流れる際に、センサに発生する誘起電力を感知・識別する。
識別後は、コンベヤ先端上に配置されているエアノズルから対象原料のみエアを噴き、回収する。
部品: カラーラインカメラ式色彩選別機
電磁センサと色彩センサを併用した材質選別機である。
シュレッダにて粉々にされた資源物から対象を見つけるのに有用であり、白を指定すればアルミや真鍮、茶色を指定すれば銅などと自動選別回収できる。
部品: バケットクレーンとマグネットクレーン
金属スクラップの積み下ろしや機械への投入に関してはバケットクレーンとマグネットクレーンを用いる。
バケットとは蟹の鋏や人の手のような掴む装置、マグネットとは電気式の大きな磁石の事を表している。
部品: 乾式洗浄装置
水や洗浄液を使用せず、機械力と空気のみで処理物の汚れや不純物を取り除くことが出来る機械。
巨大な縦回転水車のような形をしており、?回転ディスクの表面の突起による原料同士の相互擦り作用によって洗浄する。
洗浄品の廃プラスチック・紙類はRPF原料へ、その他サーマルリサイクル原料、マテリアルリサイクル原料に回される。
部品: 粉塵防止装置
破砕の過程で出てきてしまう粉じんや浮遊粒子状物質を防止する装置である。
陰イオン系界面活性剤が主成分の粉塵防止剤を使用し空中拡散や空気汚染する事を防ぐ事が出来る
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