昨今のクローン輸送に関する紅葉国の方針表明
【承認】
紅葉国藩王 紅葉ルウシィ
紅葉国摂政 神室想真
【起草】
朝霧
・クローン輸送に関する藩国方針
昨今、共和国では医療目的という名目でクローンの密売が行われているという情報があります。
最近行われているリワマヒ国から無名騎士藩国への輸送されたクローンについては、リワマヒ国の規制(http://www24.atwiki.jp/riwamahi/pages/688.html)に照らし合わせれば過去の分についてはともかく現在は違法に該当する可能性があります。
この事情をうけて、紅葉国では現在のリワマヒ国のクローン輸出についてはリワマヒ国の規制に準じる事とします。
また同時に、現在クローン関連の情勢が非常に微妙であることから、国内の輸送業者には、当面の間、クローン関連の輸送について注意をお願いします。
・研究都市におけるクローンの研究について
昨今では技術安全規定の制定(https://sites.google.com/a/sevenspirals.net/koyo/seisaku/20100713_01)に見られるように、技術の高度化に伴い、その開発のみならず運用にも少なくない注意を払う必要性が高まっています。
赤い海を生むことになった膜の件でもそうでしたが、我々は輸入技術の危険性を十分に理解しないまま、使い方を間違えてしまう事があります。
このような危険性を避けるためには、当該技術の内容、運用思想、危険性を含めて慎重に検討しなくてはなりません。
紅葉国でも研究都市でクローン技術を扱うこともあるかと思います。
クローン技術自体は医療分野における重要な技術ですが、だからといって無制限にどのような目的でも使ってもいい、というわけではありません。
特に、クローンについては上記に伝えました通り昨今騒がれてもいます。
当然紅葉国でも、非人道的な行いを見過ごすことはしません。その精神は技術安全規定にも記載されている通りです。クローン技術を受け入れるのであれば、その点を留意しなくてはなりません。
そこで紅葉国では、今後、クローンに関する研究は以下のように定めます。
1.基本的には特区政策(https://sites.google.com/a/sevenspirals.net/koyo/seisaku/20100405_01)に則るものとする
2.ただしクローン技術については、監査に当たり、紅葉国の監査だけでなくリワマヒ国の監査機関双方からの許可を必要とする
これらの法基準は、性質上安全基準、クローンについての規制が制定される以前の運用とは矛盾する箇所が発生する事もあると思います。
今後の運用でそれ以前のものと矛盾したものが発生した場合、こちらの法が優先されます。
どうぞ皆様にはご理解のほど、宜しくお願い致します。